結納

6:30

起床 顔を洗い、朝ご飯を食べる。
前日も少し緊張していたせいか、あまり眠れなかった。朝も6時頃から目が覚めていて、まるで運動会の日みたいな気分….。朝食も食べなきゃと思いつつ、あまりのどを通 らなかった。とりあえずご飯とお味噌汁を食べた。

7:20

着付けのため美容室へ車で行く
以前に何回も着付けを頼んでいる美容室だったので、比較的スムーズにすすんだ。今まで髪を結ってもらうときは日本髪ばっかりだったけど、今回初めて“今風”の髪型にしてもらった。

9:10

のぶちゃん(義兄)のお迎えで家に帰る
うちのお姉ちゃんの旦那さんであるのぶちゃんに迎えに来てもらった。帰りの車の中では何でもない話から、のぶちゃんの時の結納の話を聞きながら帰った。

9:50

紀くん一家到着(時間通り?)
まる(下畑家の犬)がいきなり吠え始めたので、お客さんが来たということを察知した。一瞬緊張が走った。私は田中家の皆さんをお迎えするために、外に出た。

9:55

結納セットの組立開始
手早く紀くんのお父さんと紀くんが結納セットを組み立て始めた。時間にしてやく10分程度。話によれば前の日に随分練習したらしい。

10:05

結納
いよいよ本番。紀くんのお父さんもかなり緊張していた様子。私も緊張。なぜかのぶちゃんも列席していた。

10:10

「あっ」と言う間に終了
本当に「あっ」と言う間だった。紀くんのお父さんがおきまりのセリフを言って、私のお父さんがおきまりのセリフを言って、目録を見て、返して終わり。ってな感じで無事終了。

10:15

桜湯が出てくる
桜湯が出てきた。ドラマとかで“桜湯”っていうのは聞いていたが、本物を見たのは初めて。本当の桜の花が入っていた。

10:30頃

写真撮影を始める
思っていたよりはるかに早く結納が終わったので、時間を持て余してしまった。というわけで写 真撮影が始まる。

10:40頃

お茶とお菓子が出てくる。
前日桃屋甚兵衛で購入した“柿”の和菓子とお茶が出てきた。

11:00頃

そろそろお膳の準備が始まる。
仕出しやさんがやっと来たのでお昼の準備を始める。な、なんと鯛の活き作り?超豪華!!さすが結納って感じでした。

11:20頃

昼食
お酒もすすみ、話も盛り上がり、なかなかいい感じの昼食でした。

15:00

田中家一家、下畑家をあとにする。
紀くんの運転で下畑家を去っていきました。以上結納のお話はおしまい。

最後に…

結納は思っていたより本人たちは楽だった。どっちかというと親たちの方が大変だったのかもしれない。紀くんのご両親と私の父母、本当にお疲れさまでした。

3ヶ月前

1996年11月17日 衣装の小物の決定

今日、またもや貸衣装屋さんに行った。和装・洋装の小物、そして紀くんの衣装を決めに…。和装は帯を変えてもらったのだが、私の想像していた着方がうまく衣装屋さんに伝わらなくて、結局“先生”を呼んでもらって着せてもらった。
それと洋装の小物はベールとレックレス、イヤリング、手袋をそれぞれ決めた。で、今日のメインイベント?紀くんの衣装を1着のみ試着してみた。色目がなかなかよくて、思ったより納得できたかも….。

というわけで、来週はいよいよ結納です。 1996年11月24日 結納
とうとう結納の日がやってきた。前々日の夜に帰省した私はなんとなく落ちつかなく、その日の夕ご飯もあまりのどを通 らなかった。翌日最終の準備のため母と一緒に買い物に行った。一番びっくりしたのが父が十数年ぶりにスーツを購入したことだ。こんな日のためにうちの両親が一生懸命いろいろとやってくれていたのにはびっくりした。お茶菓子、お土産、母のスーツなどいろいろ購入後、夕方にやっと家に帰り着いた。

いよいよ24日当日!しかし結納に関しては別のページを作成予定なので、乞うご期待!というわけで、また来週!!

1996年12月2日 引出物の下見

今日、前撮りの日程を決めた。予定では2月17日月曜日。きっとむちゃくちゃ寒いことだろう。なのにやっぱり外で撮影したいというのが私の希望だ。和装の時はまだ外でも寒くないが、さすがに洋装の時は半袖なので絶対に寒いと思う。

それとついでに会社帰りに某デパートに引出物を見に行った。1ヶ月前からチェックしていた物だが、これがなかなかイイ。売場の人にいろいろ聞いてもらったが、結局別 の売場のブライダルサロンでも引出物は取り扱っているとのことだったので、そちらの方にも行ってみた。これがまたまたいい感じで、販売のドレスなんかも展示していたし、アクセサリーや小物の販売などもやっていてベールや手袋をいろいろ見せてもらったが、これもなかなかイイ。いっぱい欲しい物が出てきた。結婚式が2度できたら、1回目でいろいろ勉強して、2回目で完璧な結婚式ができるのに….と思ってしまった。

1996年12月7日 貸衣装の契約

今日貸衣装屋さんから前撮りの契約書が届いていた。またお金がかかる….。併せて新居探しもちょっとやった。いよいよあと数日で3ヶ月をきってしまう。がんばらねば….。

4ヶ月前

1996年10月11日 結納の日どりについて

今日、お母さんと結納の日取りと結婚式のことについていろいろと話した。相談した結果 結納は11月24日日曜日大安にほぼ決定。今まで漠然としていた結婚がいよいよ本格的に動き始めたという気がした。これから1ヶ月は結納の準備に追われることだろう。

結婚式の内容については、当初は和装は振り袖のみと思っていたが、どうしてもお母さんの意向がつよく(?)白無垢か色打ち掛けまたは黒引き振り袖を着る方向に話を進めるようになった。こうなってくるとまた予算がかさんでしまう。本当に予算内で結婚式ができるのか、またいろんな準備を自分たちでやってうまく行くのかが不安になった。

とりあえずこの結果を紀くんの両親に話して、両家の意見が一致して初めて日取りが決定するわけだ。それからいろんな人に連絡して、いろんなところに手続きをして、密に連絡を取り合わなければいけなくなる。これからが本当に忙しくしなって行くんだろうなと思うとちょっとヘヴィな気持ち。19日にとりあえず今度は私が紀くんの家にあいさつに行く予定だ。 1996年10月19日 田中家への挨拶
今日紀くんの実家に行った。行ったのはいいけど、今日家にくるということが家族誰一人として伝わってなかったみたいだ。しかし相変わらず紀くんの家族は私を暖かく迎えてくれた。

お母さんはまだ仕事に行っているとのことだったので、お母さんが帰ってくるまでドライブすることになった。行き先は島根県津和野。初めて津和野に行ったわけだが、街並みの雰囲気などがとてもいいところだった。稲成神社に行って“幸福おみくじ”というおみくじを引いた。縁起物と言われている銭亀や稲穂、お多福など数十種類の縁起物がついているおみくじだ。“蛙”欲しさに引いたらなんとホントに“蛙”の縁起物が入っていてびっくり!“蛙”の意味は蛙(かえる)と言う言葉から旅行・外出先から無事かえると言う意味らしく、交通 安全のお守りだそうだ。

結局5時半過ぎに家に戻ってきて、お父さんに作ってもらう家具のことについていろいろと話をした。食事の後2階の妹の部屋でくつろいでいたら、紀くんの両親と紀くんに下の部屋に来るように言われた。行ってみるとなんとお母さんの指輪を私にくれるという話だ。とにかく私はびっくりして、言葉に言い表せないくらい感動をした。(しかし私の指のサイズが大きいため、お直しが必要のようだ….。)

というわけでなかなか内容の濃い1日だった。11月2・3日にはいよいよお楽しみの衣装を見に行く予定だ。次回も乞うご期待!

1996年10月28日 衣装下見の日決定

今日某ブライダルカウンターから衣装店の紹介カードが届いた。今のところ2つの衣装店に下見に行く予定だ。低予算でかついい衣装が見つかればいいが….。今週の土曜日西通 りを歩くと下見風景が覗けるかも….。

1996年11月2・3日 衣装の下見

昨日一昨日と衣装の下見に行った。1日目はとにかく初めてということで、面白いだの楽しいだのでうかれまくっていた。和装はともかくやっぱりメインはウエディングドレス!しかし、最初にお気に入りのものを試着してしまってそれで満足してしまい、1日目は手付け金を納めて帰った。

2日目は1日目と違って、目の前にいろんな衣装が並んでいたので、とにかく自分の来てみたい衣装を片っ端から試着してみた。ここで予想外の展開へ….。昨日まではシンプルな衣装ばかり試着してみたけど、今日はフリフリの超かわいいドレスを着てみた。それがなんとむちゃくちゃかわいくて超お気に入りになってしまった。ここで発生したのは“迷い”だった。結局今日はどっちにするか決めきれず、返事は明日以降へ見送りです….。(どっちを選んだかは当日のお楽しみ….。)

1996年11月7日 衣装の決定(とりあえず)

今日衣装の返事をした。どちらの衣装屋さんを選んだかは当日のお楽しみ。今回の衣装を(特に和装を)決めるには大変な努力?をした。衣装屋さんに聞き、ヘアメークの人に聞き、最後には双方の親まで聞いてやっと結論を出した。17日にもう一度試着をして最終確認をする予定。

5ヶ月前

1996年9月9日 挙式場の予約

今日、住吉神社に写真のこととか、いろいろと電話で問い合わせた。どうしても3月9日をおさえたかったけど、今週の土曜日にしか申し込みに行く時間がなかったので、電話で仮おさえをしようと思ったけど、やっぱり挙式料を納めなければ、おさえられないと言うことだったので、この日の夜8時頃申し込みに行った。

この日はちょうど雨が降って、夜の住吉神社もなかなかいい雰囲気。(ちょっと怖かったけど)これで結婚式場もおさえて、とりあえず安心。

1996年9月14~16日 下畑家への挨拶の打ち合わせ

3連休を使ってお互い実家に帰って、来週にむけて最終の打ち合わせをする。(ちなみに来週は紀くんが家に挨拶に来るのである。)思ったより私の母は前向きに考えてくれているようだった。当初の予定では22日の予定だったが、私の父の仕事の都合で23日に変更。紀くんはどう思ったのだろう…。

1996年9月23日 下畑家への挨拶

今日は朝から結構緊張していた。お父さんに9時前に起こされて、10時に家族3人で某ディスカウントショップにカセットコンロを買いに行って、11時頃からお昼ご飯を作って、12時にお父さんとお母さんがお昼ご飯を食べて、お昼ご飯を食べた後、お父さんは昼寝をしてしまった。

私は紀くんが1時に来ると思って12時50分頃車で駅に迎えに行って…。しかし紀くんは来なかった。確か11時32分香椎発のにちりんに乗るって言う話だったのに乗っていない?いったん、家に帰って待機する。

再び2時前に迎えに行ってみると「あ~っいたいた!」何食わぬ顔して紀くんが改札口に向かって歩いて来た。やっぱり私が時間を勘違いしていたみたい。1時間くらい近所をふら~っとして家に帰った。お父さんは昼寝から起きていて、お母さんは夕食の準備をしていた。

紀くんはどこで聞いたのかお酒2本を手みやげとして持ってきていた。オリックスの優勝を見てから夕御飯を食べ始めた。今日の夕食は豚のスペアリブと栗ご飯。けど紀くんはきっと味を覚えてないくらい緊張していたのではないかと思う。
紀くんはご飯を食べ始めてもかなかな話を切り出さず、私がときどき目で問いかけると、何か言いたげに視線を返してきた。ご飯も終わりお父さんがまる(下畑家の犬)の散歩のため席を外した。これで30分は話せない。

しばらくしてお父さんが散歩から帰ってきてソファに座った。今度はお母さんが後片づけのため席を外している。なんとかしてきっかけを作ろうと、おやつタイムと名うって私が梨をむいてお母さんを居間に呼んだ。これでみんな揃ったので「絶好のチャンスだ!」と思ったのに、紀くんはなかなか話を切り出さない。

そうしているうちに今度はお父さんがお風呂に入ってしまった。これでまた20分は話せない。お父さんがお風呂からあがってきたらが最後のチャンスだ!お父さんも気を使っているみたいで「もう寝るぞ」と聞こえるように大きな声で一言言った。私もなんとなく落ちつかず、そわそわして家の中をうろうろしていた。この後紀くんがどう切り出したのかはよくわからないが、気がついたときには4人とも正座して居間に座っていた。

ここからの話はあまりよく覚えてないが、紀くんが延々と話を始めた。最初のうちはなんかおかしくて笑っていたが、お父さんの「えり子を大事にしてくれるんやったら…。」という一言がすごっく私の心に響いて、私も言葉を失った。まさかお父さんがこんなことを言うとは心にも思っていなかったので、驚きと感動で涙が出て止まらなかった。

一応ひととおりの話をした後、お父さんは早くも寝てしまった。その後、お母さんの計らいでコーヒーを飲んで一息ついた。今日はむちゃくちゃ疲れたが、紀くんの方がもっと疲れたのではないかと思う。と言うわけで長い長い1日がこうして終わっていった。

1996年10月6日 オイオイ、話が違うぞ!

今日、久しぶりに某ブライダルカウンターに行った。なぜ今日行くことになったかというと、披露宴の企画を依頼するかどうかと、最終的な披露宴の見積もりについての打ち合わせだ。

最初はあたりさわりのない会話をしていたが、割引のサービスについての話をしていくとどうも話がかみ合わない。どうやら披露宴の企画についてがネックのようだ。披露宴の企画を依頼すれば最大の割引でやるが、依頼しない場合割引率が下がるという話だった。(そこまではっきりとは言わなかったが、そうゆうニュアンスだった。)

「えっ話が違う!」と思って追求していくと、最初に出してもらった見積もりは原価(割引をする前)の金額で出してもらっていると思っていたのに、その見積もりはすでに最大に割引をした金額だったらしい。しかしその時は披露宴の企画については一言も出てなかったのに…。なぜか話の順序がバラバラだ。

とにかく言いたいのは、最初の時点で企画を依頼したわけではないのに、なぜ最大の割引率で見積もりを出したのかということだ。誰でも最初に高い金額で提示されているとちょっと引くけど、それから多少なりとも安くなればうれしいものだ。しかし今回の場合は全くの逆だ。このことに気づかなかったら逆に高くなっていたかもしれない。今回の件で某ブライダルカウンターに不信感を抱いたのは確かだ。

自分たちが不信に思っていたところをすべて質問して、企画の依頼を断った場合どうなるのかという話をした。最終的には企画の依頼は断ってその他のサービスは“最大に近い割引で”ということで話がついた。すでに内金として支払いを済ませていただけに、これ以上金額が高くなっては今後の資金のやりくりにも影響が出てしまう…。というわけで、今回の一件で得た教訓は「お金・サービスについては腹を割って話せ。」ということだ。

6ヶ月前

1996年8月中旬 ブライダルカウンターからの電話

某ブライダルカウンターから1本の電話をもらう。「一度カウンターに来て詳しくお話しをしませんか?」という電話だった。それと2月に結婚式を考えているんだったら、もう準備を始めないと間に合わないという一言。これが私に行動力を与えた。(紀くんのお尻をたたく理由ができたわけだ。)

1996年8月18日(日)ブライダルカウンターへ行く

某ブライダルカウンターへ初めて行く。何もわかっていない二人に担当のIさんもあきれたことだろう。この日は4時間ぶっとおしで結婚式に関する話をした。まず決めなければならないのは、日時と会場。会場ごとに予算を出してもらったが、やっぱり高い。しかし、一箇所だけ安いところがあった。それはデートスポットにある某レストラン。来週ここの下見に行く予約を入れてもらった。

1996年8月24日(土)披露宴会場の下見

レストランに下見に行く。海辺に面したロケーションのいいレストランだ。料理も卓盛料理ということで紀くんおおいに気に入る。しかし、“3月上旬の海辺は寒いかも”という私の考えがよぎった。というわけで、4月6日に仮予約をしたがやっぱり3月9日がいいような気がして、電話で改めて3月9日にする。

1996年9月7日(土)披露宴会場の申込み

レストランの申込みに行く。いよいよ会場決定!これで一つのハードルが越えられた。同日の午後からブライダルカウンターに行って、衣装、ヘアメーク、写 真、装花などを決める。ここで、一言「内金でお金がなくなる….。」担当のIさんから挙式のこと指摘され、すっかり忘れていたことに気付く。

またまた同日住吉神社と櫛田神社と筥崎宮に行く。住吉神社に行くと社務所にいたお兄ちゃんがていねいに説明してくれた。しかし式を挙げられるのは本殿ではないらしい。ちょっとがっくり。櫛田神社はすでに3月9日は予約が入ってて無理だった。筥崎宮はなんとなくやめた。二人とも“やっぱり住吉神社の雰囲気が好き。”ということで、ほぼ住吉神社に決定!来週申込に行く予定。

7ヶ月前

1996年7月下旬 ブライダルフェアに行く

福岡市内の某ホテルのブライダルフェアに行く。2つのホテルのお見積りを出してもらうが、いまいちイメージが湧かない。その日、家に帰ってからさらに内容を確認して見ると、やれ持ち込み料やら、やれパックやらで結局自分たちのやりたい結婚式でないことに気付く。やたら費用もかかるし、絶句。

1996年8月上旬 ブライダルブックを買う

そうしているうちに、本屋さんで某ブライダル雑誌を手にする。ここで私は衝撃をうけた。“結婚式は自分のやりたいことをやらねば….。”こうして、雑誌についていた資料請求のハガキをすべて送る。