メザセニンプ

1999年12月

12月2日(木)【1日目】やっぱ、はじまった

今朝体温をみたらやっぱ下がってた。はぁ~っ、なんか疲れ気味。昼過ぎに病院に電話して、今日クロミッドの処方箋をもらいに行くことにした。これで4回終了、残りあと2回。前回のこともあって気をつかってか、ダ~の電話での対応がやさしかった。生理がきたことを告げると「今回はヒットしたと思ったのになぁ。ちょっと(妊娠に)近づいたよ。」と言ってくれた。素直に切り返せなかったけど、気をつかってくれていたのがよくわかった。そろそろ自分のためになるような何か楽しいことをはじめようと思う。妊娠のことを忘れるくらいハマルものを…。

次回診察は12月14日(火)【13日目】卵の確認とhCGの注射

12月14日(火)【13日目】卵の検査とhCGの注射

今日は毎度毎度の卵の検査。今回はなんと左に3つできていた。(びっくり)世間では雅子様ご懐妊などの一部報道もあるが、これにあやかって私も懐妊したいものだ。早いもので今回で5周期目、あと1周期でなんと半年になってしまう。最初の頃特に原因がない場合は半年でみんな妊娠するって言っていたので、私の場合はやっぱり原因ありってコトなのかなぁ…。ちゃんと卵できていて、ちゃんと排卵してて、ちゃんと卵管通ってて、ちゃんと内膜厚くて、ちゃんと●~もいるのに何で妊娠しないんだろう…。不思議だぁ~…。今年は不任な1年だった。年明け1発目、いい知らせができますように…。

次回は12月22日(水)【21日目】排卵の確認

12月16日(木)【15日目】タイミング逃す

昨日はタイミングを合わせる日、にもかかわらずタイミングを逃してしまった。幸い排卵は今日の午前中だったみたいなので(排卵痛があった)今日の夜に再度チャレンジ!なるべく早い時間にと思っていたけど、今日は忘年会のため遅くなりそう…。ああ無念…。

12月17日(金)【16日目】今回はアウト

昨日もがんばってはみたがダメだった。かなりショック。気持ちの整理がなかなかつかない。これから生理がはじまるまでの約2週間、どういう気持ちで過ごせばいいんだろうって思ってしまう。生理が来たときよりかなり凹んでいる。生理が来たときはそこには事実があるので、それを受けとめるしかないから気持ちのリセットはできるけど、今回の場合目の前には事実がなく、ただその事実を待っているとうのが何だかもどかしく、この2週間の時間が無駄に思えてしまう。そう思うとなんだかんだ言っても、今までの4周期の間は高温期の2週間がホントにドキドキの2週間だったんだなって思えてしまう。14日の日記でも「年明け1発目、いい知らせができますように…。」って書いた矢先の出来事だったのでショック倍増。今回の件でますます治療するのがいやになった。もうこんな気持ちやだ~っ!さっき病院に電話してデュファストンを飲む必要があるのかどうか確認をしたら、やっぱり飲まなくていいとのこと。妊娠の可能性ゼロだからあたりまえのことなんだけど…。次は年末年始にちょうどかかるので、お薬はお休みしようと思う。きちんとスケジューリングすれば病院に行けるんだけど、そこまでするのも面倒くさいと思ってしまう。これは今の気持ちだけど、ダ~とHするのが怖くなってしまう。またこんなことになったらと思うと、その時の気持ちを考えたらとてもじゃないけど恐ろしい。このままセックスレスの夫婦になってしまうのかなとか、30年後の子供のいない二人だけの姿を想像してしまう。超悪循環。
なんだかんだ言って避妊をやめてそろそろ8カ月。基礎体温を測りはじめてもうすぐ1年たとうとする。今年は不妊に振り回された1年だったなぁ…。今度の診察の時に先生にいろいろ聞きたいことがあるので、とりあえず先生と話をしてから今度薬を飲むのかどうするのかを決めようと思う。
嗚呼、現実逃避したい今日この頃…。

12月22日(水)【21日目】排卵の確認

今日は排卵の確認。先生から「タイミング合わせられなかったのなら妊娠はしてないと思うので、クロミッド出しておくので生理が来たら5日目から飲んで11~13日目に見せに来て」と言われ、有無も言わさず次の周期もクロミッドを飲むことになった。次回でいよいよ6周期目。診察終わると妙に先生から言われたことに腹がたってきて、またうるうるモードで帰ってしまった。くやしい~!!!妊娠してるとは思ってはないけど、妊娠してないってはっきり言うなよ!!!
明日はいよいよ27歳のバースディ。目標の28歳での出産を目指してがんばるぞ!

というわけで次回は明けて1月8日(土)【予定では11~12日目】卵の検査

12月24日(金)【23日目】再び凹む

今日、結婚してる女の子からまた(過去に3度くらい聞かれてる)「子供は~?」と聞かれた。その子には不妊治療していることも話しているのに、何で何度も聞くんだろうって思ってしまう。私も「またかよ」と思って適当に「いつできてもいいとは思ってるんだけど…」とは言ったものの、次の瞬間「どっちが早くできるかなぁ」だって。その子はできやすい体質らしく過去に2度の中絶経験があるらしい。「そりゃあんただろ」って言いたかったけど、笑ってごまかした。きっと悪気はないんだろうけど心遣いがほしいもんだ。よっぽど子供できないのが珍しいんだろうね。

12月29日(水)【28日目】今年は最後

とりあえず生理は来てないけど1000年代最後の更新と言うことで追加しておきます。たぶん数時間中に生理は来るとは思うけど…。来年こそは「メザセニンプ」です。

1999年11月

11月5日(金)【1日目】月初めは生理の予感

先月も先々月も同じ見出しだった。やはり今回も生理は来た。しかし今回は体温が下がったためある程度覚悟できていたので、いつもよりはショックは少なめ。けど朝の通勤の時またいろいろ考えてしまって涙ポロポロ。結局昼過ぎに「血を見た」ので病院に連絡して、今日クロミッドの処方箋を出してもらうようにした。なので明日の「妊娠判定」はキャンセル。受付ではいつも「生理はいつもと同じ感じですか?」とか聞いてくれるのに今回は何も聞かれず、さらにいつも体温表に薬を飲む日に丸印を付けてくれているのに、今回はなぜが無記入。ちょっとしたことだけど、なんだかますます悲しくなってしまった。今回はダ~が手術したので、タイミングが合わせられるかどうかわからないため、薬を飲むのをやめようかさえ思った。なんだかむちゃくちゃ凹みまくり。暗~い気分+生理痛で電車に乗ってまた涙ポロポロしてて、前の席が空いたので座ったらあっと言う間に寝てしまった。そしておきたらなんとケロリ、何がどうなってそうなったのかわからないけど、いつのまにか「今回もがんばろう!」って前向きな気持ちになっていた。もしかして私ってむちゃくちゃ単純なのかな。

11月17日(水)【13日目】恒例卵の検査とhCGの注射

今日は卵の検査。一応先月同様左右に2.5mm位の卵ができていた。ちなみに内膜の熱さは8.7mmと先月に比べて薄くなっていた。(最近腹巻きさぼっているからかも)いつものようにhCGの注射をうってデュファストンの処方箋をもらう。

その病院帰りでまたまたいつものかんじでうるうるさせながら帰ってしまった。このうるうるは最近マンネリ化している治療のせいだと思う。
生理が来てクロミッドの処方箋もらいに行って

11~13日目に卵のチェックに行って

20日目くらいに排卵のチェックに行って

妊娠検査のはすが、またクロミッドの処方箋
この繰り返しなので、最近病院に行くことや薬を飲むこと、基礎体温を測ることがすごくストレスに感じはじめていて、治療したくない病になっている。最初の頃は卵ができていたとか、右の卵巣もちゃんと働いているとか新たな発見があったので面白かったが、最近は慣れてきたため業務の様に流れ作業で診察を受けているって感じ。

かといって薬を飲むのをやめたら果たして卵はちゃんとできるのだろうかという不安もある。とりあえず半年(6周期)が目安なので1月まではがんばってみようと思う。卵管造影も終わって3周期が勝負だといわれているので、1月でやめるのがちょうどいいような気がする。 今回期待すること、それは“風水”の効果。がんばろっ!

次回は11月26日(金)【20日目】排卵の検査

11月25日(木)【21日目】今回はやる気ナシ

今回は全くやる気ナシ。寝ぼけて体温を測ってないことが2~3回、薬を飲み忘れること4~5回。もうやる気ナシナシモードってかんじ。大切な高温期への移行の時も結局変な時間に測ってしまって、えらく高い体温になってしまった。なので本当に高温期になったのか、ただ計る時間が遅くて高温になったのかがはっきりとわからなかった。明日は排卵の確認。とりあえず今回も排卵痛があったので排卵はしてると思うけど、高温期になったにも関わらずいつもの「胸張り」がぜんぜんみられない。なんでだ!

11月26日(金)【22日目】でかい黄体

今日は排卵の確認の日。いつものようにエコーで見ていると、なんとでかい黄体ができていた。(約4cm)先生からも「気合い入れて黄体ができてるね」とお褒めの言葉(?)をいただく。ここ数日お腹が痛かったのもどうやらこの黄体のせいだったらしい。おかげで黄体ホルモンの注射をうたなくて済んだ。
次回は12月4日(土)【生理がきてなかったら30日目】妊娠判定。

11月27日(土)【23日目】胸が痛くなる

遅れながらも今日からいつもの生理前のように胸が張ってきた。やっぱり今回も生理は来てしまうのだろうか?

1999年10月

10月3日(日)【24日目】先月に引き続き、生理の予感

先月の最初も同じ見出しだった。やはり今回も生理は来そう。乳首も痛いし、胸も痛い。はぁ、卵管造影と歯医者が待っている。(次の生理が来たら、歯医者に行こうと思っていたのだ。)しかし、卵管造影は良いにしろ悪いにしろちょっと楽しみ。9月も更新しているので、見ておいてください。

10月7日(木)【28日目】来ない

予定日を過ぎてもヤツは来ない。う~ん何でだろ?昨日が予定だったんだけど、来そうにもなかった。今日も来そうにもなかったけど、今(夜11時)なんとなく下腹部が重いようなきがする。期待してしまうけどその分ショックが大きくなるので、なるべく期待しないように気持ちを保っている今日この頃…。ちなみに今日は【28日目】です。

それと今日二人で今後の治療について話し合った。たまたまダ~が別件で泌尿器科に行くことになったので、「どうせ病院に行くなら一緒に全部診てもらえっ」ということになり、福岡で唯一の男性不妊外来のある病院へ行くことになった。(13日に行く予定)私も生理前ってこともあってちょっとイライラしててすごく情緒不安定になっていたので、思い切って今後についてダ~に打ち明けた。私の考えとしてはとりあえず次の生理が来たら卵管造影するって決めてたので、もし卵管が詰まってたらその治療をする。そしてとにかく自分の身体を万全に整える。ダ~ももし悪いところがみつかったらそれを治療する。人工受精は必要に応じてすることになるかもしれないけど、体外受精までしてでないと授からないのであれば、そこまではしない。とりあえず、今の治療方法(クロミッド+hCG)を続けたり休んだりで進めて行くことで合意した。それでできなかったらできなかった時。私はもう一つダ~の両親の気持ちも気になっていたので、そのことも話してみた。一応ダ~は長男なので(下は妹だけ)結婚してもう3年目だし近所や親戚もいろいろ言っているんじゃないかなってすごく気になっていた。しかしダ~は「自分が欲しいと思う気持ちだけ考えればいいよ」と言ってくれたので、なんだかちょっとすっきりした。うちのお母さんにもこの事を話してみたが「まだ絶対できないって決まったわけじゃないから」って言ってくれた。治療方針も納得してくれたみたいだし、やはり体外受精も金銭面だけではなく身体面(精神面)でも不安だったようだ。

10月9日(土)【1日目】来た

やっぱり来た。くやしい。こんなに遅れてきたのは観測史上初だと思う。(今まで遅くても1日遅れくらいだった。)やっぱり今回は排卵させる日が遅かったからだろうか?いつもだったら11日目くらいに注射して12日目に排卵って感じだったけど今回は15日目に注射をした。というわけで卵管造影してきます。

10月10日(日)【2日目】国東両子寺に行く

今日お母さんと一緒にドライブがてら国東半島にある両子寺という子授かりで有名なお寺に行ってきた。(私の実家から国東半島はむちゃくちゃ近いのだ)本堂には赤ちゃんの写真が飾ってあっていかにも御利益がありそうな感じだった。詳しい内容などを知りたい方は直接メールをください。(住職さんから細かく書かれた説明書をもらったんで)

10月12日(火)【4日目】いよいよ卵管造影

今日久しぶりに病院に行ってきた。本当だったら今日は妊娠検査のはずだったが、ヤツが来たので処方箋と卵管造影の紹介状を書いてもらった。いよいよ15日(金)卵管造影。詳しい内容はまた後日追ってお知らせします。明日からクロミッド。16日(土)には悲願の???歯医者に行ってきます。(6ヶ月の定期検診)妊娠してるかもとか思ってたら、なかなか行くきっかけを失ってしまった。

次回の診察は10月21日(木)【13日目】卵の検査とhCGの注射。

10月13日(水)【5日目】ダ~の検査

今日はうちのダ~が諸々の検査をかねて男性不妊の外来がある病院へ行ってきた。精子の検査は予約が必要なので、来週の月曜日。

10月15日(金)【7日目】子宮卵管造影(ヒステロ)

子宮卵管造影(ヒステロ)とは?造影剤を子宮口より注入して、子宮内膜病変の有無、子宮発育状態、位置、奇形の有無、卵管の病変の有無や程度を調べる検査で生理が始まってから6~10日の低温期に行う。そんなわけで7日目にあたる今日、行ってきた。痛かった~~~~~。先着3名様って聞いていたので8時30分に受付を済まして産婦人科の外来へ行った。検査は昼の1時30分に決定。かなり空き時間があるので一度家に帰ることに…。1時再び産婦人科外来に行って、まず血圧を測るように言われてたので測ってみると、しゃきしゃき歩いてきたためか緊張していたためかむちゃくちゃ血圧が高かった。(上が150近くで下が80位だったかな?)看護婦さんに言って5分くらいあとにもう一回測り治したがやっぱりちょっと高め(140-70くらいだった)看護婦さんから「まぁいいでしょう」と言われ1階の放射線科受付へ。いきなりレントゲン室まで連れて行かれると私より前の人が待っていた。まず検査服に着替えてしばらく順番待ち。20分くらいして呼ばれて胃とうしをするレントゲンの台の上に登って仰向けに寝た。内診をする時の格好をして待っていると、先生がやってきて器具類の準備を始めた。先生が「子宮の入り口のところを止めますのでちょっと引っ張られる感じがしますよ」といって何か器具を装着し始めた。(造影剤を注入する時に固定するための器具らしい)そのあとすぐ造影剤の注入が始まった。器具をつけたときからじわっと痛かったけど、造影剤を入れられている時はもっと痛かった。そこで2枚レントゲンを撮影。先生は撮ったレントゲンがすぐ見れるらしく「右も左もきれいに写ってますよ」と言ってくれた。撮影が終わって器具を外すときもとにかく痛くて言葉も出ないってかんじで、先生や看護婦さんから何度も「大丈夫?」と聞かれてしまった。消毒をしてガーゼを中に入れてもらって(造影剤がタラッ出てくるのを防ぐため)とりあえず着替えて2階の産婦人科外来で説明を受けることに。先生からレントゲンを見せられて思わず感動。ちゃんと2本左右に筋が見えてる!先生からも「癒着もないしきれいですよ。」と言ってもらえた。私も思わずホッ。やはり卵管造影後は妊娠しやすいとのお話をしてただいて、抗生物質を今日の夜と明日の朝の分をもらった。検査費用も想像してたよりもぜんぜん安かった。 そんなわけで思い出すだけでも痛い今日の検査でした。

10月21日(木)【13日目】卵の検査

今日は【13日目】卵の検査。卵管造影後時々下腹部が痛くなってたけど別に不正出血もなかった。エコーでみてみると今回は左右の卵巣に1つすつ卵が見えた。右の卵巣は(チョコレート嚢腫があるので)ダメかと思っていたけど、先生に聞いてみると卵巣っていうのはたくましいのでちょっとのことがあっても卵を作るんだそうだ。なんだかちょっと得した気分。ちなみに大きさは右の方が大きく20mmあった。先生も「いい卵ができてるね、卵管造影痛かったんだったらちょっと卵管詰まってたのかもね。卵管造影のあと妊娠しやすいから」とのこと。
ダ~の●~の検査も終わり、数は多いけど運動率があまりよくないとのこと。しかし特に問題もないそうだ。卵管造影後のゴールデン期間と呼ばれるこの3周期、がんばるぞ!ところで最近思うこと…。妊娠したらお腹が出てくるからいいやって思って油断してたら、妊娠もしてないのに下腹が出てきてちょっとやばいって感じ。(最近太り気味でスカートが入らなくなってきた)はやく妊娠したいものだ。

次回の診察は10月28日(木)【20日目】排卵の確認

10月28日(木)【20日目】排卵の検査

今日は高温期5日目そして排卵の検査。今回はなかなか好条件が揃っていた。
1.卵管造影後1周期目
2.左右に1つずつ卵あり
3.ダ~の●~の検査結果がOKだった
4.タイミングがよかった
5.入浴身体あっため法を始めて2周期目
6.毛糸のパンツと腹巻きでお腹あっため作戦
6.風水をちょっとやった(玄関・台所・お風呂に盛塩)
7.3度目の正直(クロミッド+hCGを始めて3周期目)しかし2度あることは3度あるとも言うし…。

あんまり関係ないのもあるけど、なかなかここまで揃うことはないので楽しみ。しかし期待しつつもダメだったときに凹んでしまうのでなるべく期待しないようにしている。排卵もきれいにしてるし、黄体もきちんとできてて、子宮内膜の調子もよかった。いつもどおり黄体ホルモンの注射をうって今日はおしまい。

次回の診察は11月6日(土)【生理がきてなかったら29日目】妊娠判定。

1999年9月

9月8日(水)【25日目】生理の予感

やはり今回も生理は否応がなしにやってくるようだ。いつもの筋書きで行くと、生理のはじまる1週間ほど前から胸が痛くなってきて、1~2日前に治まり、そして始まる、ってな具合。ちょうど今日は治まったかな?って自覚症状があったので、近日中にヤツはやってくるだろう。今はおまけに下腹もなんとなく重い。10日の妊娠検査はどうも(検査の終わってない)不妊検査になりそうなかんじ。
また次回がんばろう。

9月10日(金)【1日目】へこむ

やはりきた。自分では「今日はこないだろ」と思っていただけに、気持ちがへこむ。(今朝の基礎体温も下がってなかったし)今回はいろんな薬を飲んでいたので、少しは遅れるかもしれないとは思っていたが、その「遅れる」にはほんの少しの“期待”もあったわけで、予定通り26日周期ぴったりでこられると、それはそれでまたショックだ。とりあえず病院に行ったが受付の際「今日本当は妊娠検査だったんですが、今日生理がきたので…」といった。そのあとすぐ看護婦さんが出てきて、「生理は普通の感じですか?」と聞かれたので、「今のところはじまったばっかりなので何とも言えないが、たぶんいつも通りだと思う。」と応えた。

結局この日は次の不妊検査の予約を取っただけで病院を後にした。次に行う不妊検査とは、生理が始まってから3~7日目に行う「LH-RH負荷テスト」という脳下垂体から出る性腺刺激ホルモンを調べる血液検査。この検査が終わってからまたクロミッドを飲み始めることに…。

次回の検査は9月16日(木) 

やはりできてないと70%思ってても、残りの30%できてるかもという気持ちが大きすぎて、結局生理がきた時にへこんでしまう。今回特にタイミングが悪くベストな状態ではなかったので、自分自身でも諦めていたつもりだったが、病院からの帰り道泣きながら帰ってしまった。(雨がむちゃくちゃ降っていたせいもあるけど)電車の中でもボ~っと考えると涙が出てくるし、お風呂に入っていても考えてしまう。おまけに生理痛でお腹は痛いし。また生理が来ても少々諦めが悪く、「もしかしたら不正出血なんじゃないかな。」なんて思い、痛み止めの薬を飲むのも我慢してしまう。27日目にくるんだから明らかに“生理”なのに、こんなところで変に諦めが悪いというか、もう最初から諦めているはずなのに往生際が悪いって感じ。

9月16日(木)【7日目】LH-RH負荷テスト

今日は「LH-RH負荷テスト」の日。この「LH-RH負荷テスト」っていうのは脳下垂体の働きを調べる検査で、まず採血をして基礎の値を調べて、その後LH-RH(黄体形成ホルモン放出ホルモン)を注射し、30分後・60分後・120分後などの卵巣刺激ホルモン、黄体形成ホルモンの値を調べるってやつ。遅れながらも(今日は7日目)今日から再びクロミッドを飲み始める。

次回の診察は9月24日(金)【15日目】卵の確認。

9月24日(金)【15日目】台風

排卵はまだのはずなのに、今日なぜか体温が高温。注射もせずに排卵してしまうものなのかと思い、台風で会社にもいけなかったので、朝タイミングを合わせた。今日は卵胞チェックの日で、hCG(排卵させる注射)の日でもあったので、複雑な気分で病院へ。エコーで見てみるとまだ卵がある!思わず先生に「今日体温高くなってたんですけど…。」と言ってみると「そうみたいね」と言われたまま会話は終わった。そんなわけで原因不明。アレレ?ってかんじだった。それと前回の「LH-RH負荷テスト」の検査結果を聞く。どうも値は良くないらしく、プロラクチンも高め。右の乳房からはお乳も少し出ている。いつものとおりhCGの注射と飲み薬のデュファストンを出された。

次回の診察は9月29日(水)【20日目】排卵の確認。

9月29日(水)【20日目】排卵の確認

今日は排卵の確認日。いつも5時30分頃トイレに行ってしまって尿検査の時あんまり採尿できないので、今日はちょっとがまんしていった。ところがなぜか今日は採尿なし。結局内診だけして排卵されているのを確認した。先生から「次生理がきたら、卵管造影するんやろ?痛いけどがんばってね」と言われてしまった。おいおい、脅すなよ。

次回は妊娠判定、10月12日(火)【生理が来てなければ33日目】

1999年8月

8月4日(水)【14日目】検査結果と卵の検査

今日は先週の検査の結果を聞きに行った。今回は待たされることもなく、30分くらいで診察室へ呼ばれた。すばり卵巣の腫れ物の中身は血液!いわゆる「チョコレート嚢腫」っていわれているものだった。今のところは小さいがここ数年様子を見て、大きくなって影響を及ぼすようになるようだったら(例えば腰痛や腹痛など)手術が必要だとのこと。

先生曰く、生理の際の血液が逆流して、卵巣に溜まったらしい。特に治療法はないので、妊娠するのが一番!と言われてしまった。(妊娠すると生理がないので、血液がこれ以上増えないらしい。)とは言っても、妊娠しないからこうして病院通いをしているわけで、そんな殺生な…と思ってしまった。それから、2件目の婦人科の病院で今度は(今日あたりが排卵日なので)卵ができているかの検査。しかし残念ながら卵なし。先月もそうだったけど排卵日前後だというのになぜか卵ができない私。なんでだ。結局卵に気合いをいれる注射をお尻にうって、基礎体温の動きをみながら2~3日様子をみることに。とりあえず、今週の金曜日にまた注射をうちに行く予定。

8月6日(金)【16日目】卵の検査と治療方針

今日本当は注射をうつ予定だったが、体温が上がったままだし、エコーでもみたがやはり卵はなかったので、結局次の生理を待つことになった。そんでもって今後の治療方針だが、「クロミッド」という薬を服用して治療していくことになった。この治療についての詳しい内容は近日中にお知らせ予定。

8月19日(木)【5日目】クロミッド服用

今日から排卵誘発剤の「クロミッド」を5日間服用。25日(水)【11日目】に診察予定。

8月25日(水)【11日目】卵発見!

今日内診をした。エコーにくっきりと卵(卵胞)が確認できた。本当に卵ができるかどうか不安だったので、エコーで確認できたときは思わず「オオッ」と感動してしまった。右はチョコレート嚢腫があるので卵ができていたのは左だけ。2つできてて、1つは17mmでもう一つは20mm。今回は本をよく読んで予習をしていたので、先生の言うことがよくわかった。排卵させる注射をお尻にうって24時間後の排卵にそなえる。それと排卵後の高温期をサポートする飲み薬(ドオルトン錠)をもらう。

次回の診察は8月31日(火)排卵がきちんとできたかどうかの確認。

8月31日(火)【17日目】副作用

昨日と今日の朝、前回もらった薬の副作用のため、なんとなくムカムカして気分が悪く、食欲もなし。今日病院に行く日だったので、先生に相談したらお薬を変更してもらうことになった。新しいお薬は“デュファストン”という黄体ホルモンの錠剤。これは吐き気などの副作用がないらしい。(ちなみに前回の“ドオルトン”は卵胞及び黄体ホルモン配合剤。)先生からも、「気持ち悪いの我慢せんでもいいよ」とあっさり言われてしまった。 そしてまたまたお尻に黄体ホルモンの注射をうった。また内診の結果、ちゃんと排卵は終わっているとのこと。

次回の診察はいよいよ妊娠検査、9月10日(金)。

1999年7月

婦人科へ行こうと思った経緯

99年1月から基礎体温を測り始め5月から避妊をやめ、タイミングをみて試みたが2度ともダメだったため、その他の原因があるのではないかと思い婦人科へ。 

7月10日(土)【13日目】初診

今日生まれて初めて“婦人科”に行ってきた。「コドモが欲しい」という主旨で病院に行ったので、通常の検査と不妊症の検査を一通りしてもらうようにした。

まずおっぱいの診察から行ったが、早くも異状発見!右おっぱいにしこりあり。
続いて内診。またまた発見!右卵巣が腫れているとのこと。思ってた以上に悪いところが続々と発見され、おもわず絶句。詳しい検査をしてみないと判らないが、とにかくおっぱいについては分泌液を検査してもらうことになった。あと子宮癌の検査も。

この日に検査してもらった不妊症の検査は
【1】クラミジア検査
【2】抗精子抗体
【3】風疹抗体
【4】抗リン脂質抗体
【5】感染症検査(これは妊娠初期にやる検査と同じもの)
(梅毒・成人T細胞白血病・B型肝炎・C型肝炎・AIDS)

結果については17日に出るとのこと。 

7月17日(土)【20日目】検査結果

今日は検査結果が出る日、まずはいつものとおり尿検査から。それから1時間ほど待って診察室へ…。まずは検査結果からの説明、どれも特に問題はなかった。

例のおっぱいの分泌液からは異常細胞は発見されず、子宮癌の検査は軽度の異常細胞が認められたため、しばらく定期的に様子をみることになった。あとおっぱいのしこりについては詳しい検査のために専門の“乳腺外科”に紹介状を書いてもらうことに…。

また再度の内診の結果、卵巣の腫れが一時的でないものと判断し(新たに筋腫も発見!)総合病院の産婦人科に紹介してもらうことになった。
そんなわけで、22日にまた病院に検査に行ってきます。

7月22日(木)【1日目】検査
今日は2つの病院へ行く日。
まず朝一番に向かったのが、卵巣の腫れを診てもらうため総合病院へ。8時30分からの受付だったが、早く着いたので20分に受付を済ました。ところがなかなか順番がこない。産婦人科の先生は3人いたが、それぞれ曜日によって初診・再来・妊婦に分かれていて、どうも紹介してもらった先生は今日は“妊婦”担当みたいだった。

待つこと2時間。やっと名前を呼ばれ、診察室に入った。が、診察ではなく「検査の予約をしてください。」とのこと。私が受けなければならないのは「MRI(磁気共鳴映像法)」と言う検査方法で、予約が必要な検査らしい。
結局この日は検査の予約だけで、10分程度で診察室を後にした。この「MRI検査」について、もらった資料によると「強い磁石の力で体内を画像する新しい検査。放射線を被曝したり、痛みを感じたりすることがなく体に影響はない。」 で、この検査で卵巣の腫れ物の中身を知るのだそうだ。 それから2件目の病院へ。

ここではおっぱいのしこりについて検査をした。正面と横からのレントゲンを撮って、マンモグラフィーといっておっぱいをタテヨコにそれぞれはさんでレントゲン撮影をする方法、あと乳腺エコーで検査をした。これは見事に異常も発見されず、とりあえず6カ月毎に定期検診をすることになった。なぜ、おっぱいの検査を念入りにしたかというと、不妊治療をする際、もし乳ガンなどがあったら、不妊治療をすることによってもっとガンが悪化してしまうからなのだ。なので不妊治療の前にガンなどの病気がないか確認をしてから、不妊治療をするんだそうだ。

そんなわけで、次の検査日は7月29日(木)。

7月29日(木)【8日目】MRI

今日は「MRI」の日。30分前に病院について受付を済ました。10時20分、名前をよばれ検査室へ…。まず検査用の服に着替えて、機械のある部屋へ入った。よくテレビなどで見かけるCTの機械みたいな筒状のもので、えらく大きな音で「カン、カン、カン、カン」とリズム音がしていた。横になりお腹の部分に何かを巻いて、手には何かあった時に合図を送るためブザーみないなものをもたされて、いざ筒の中へ。

大きな音と、狭いところに入ったせいでちょっとドキドキして(この場合は気分が悪くなるときにドキドキするヤツ)思わず深呼吸をした。だんだん慣れてくると、その大きな音が心地よくなってきて眠くなってしまった。

40分くらい経った時、検査技師の人の「1回出しますね」と言う声で目が覚めた。どうやら「造影剤」を注射するらしい。腕と手の甲の2箇所へ注射され、再び機械の中へ。それから10分位して検査は終了。結果については次週8月4日(水)に聞きに行く予定。生まれて初めてのスゴイ機械での検査は怖かった。やっぱ病気はするものじゃないね。