5ヶ月前

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1996年9月9日 挙式場の予約

今日、住吉神社に写真のこととか、いろいろと電話で問い合わせた。どうしても3月9日をおさえたかったけど、今週の土曜日にしか申し込みに行く時間がなかったので、電話で仮おさえをしようと思ったけど、やっぱり挙式料を納めなければ、おさえられないと言うことだったので、この日の夜8時頃申し込みに行った。

この日はちょうど雨が降って、夜の住吉神社もなかなかいい雰囲気。(ちょっと怖かったけど)これで結婚式場もおさえて、とりあえず安心。

1996年9月14~16日 下畑家への挨拶の打ち合わせ

3連休を使ってお互い実家に帰って、来週にむけて最終の打ち合わせをする。(ちなみに来週は紀くんが家に挨拶に来るのである。)思ったより私の母は前向きに考えてくれているようだった。当初の予定では22日の予定だったが、私の父の仕事の都合で23日に変更。紀くんはどう思ったのだろう…。

1996年9月23日 下畑家への挨拶

今日は朝から結構緊張していた。お父さんに9時前に起こされて、10時に家族3人で某ディスカウントショップにカセットコンロを買いに行って、11時頃からお昼ご飯を作って、12時にお父さんとお母さんがお昼ご飯を食べて、お昼ご飯を食べた後、お父さんは昼寝をしてしまった。

私は紀くんが1時に来ると思って12時50分頃車で駅に迎えに行って…。しかし紀くんは来なかった。確か11時32分香椎発のにちりんに乗るって言う話だったのに乗っていない?いったん、家に帰って待機する。

再び2時前に迎えに行ってみると「あ~っいたいた!」何食わぬ顔して紀くんが改札口に向かって歩いて来た。やっぱり私が時間を勘違いしていたみたい。1時間くらい近所をふら~っとして家に帰った。お父さんは昼寝から起きていて、お母さんは夕食の準備をしていた。

紀くんはどこで聞いたのかお酒2本を手みやげとして持ってきていた。オリックスの優勝を見てから夕御飯を食べ始めた。今日の夕食は豚のスペアリブと栗ご飯。けど紀くんはきっと味を覚えてないくらい緊張していたのではないかと思う。
紀くんはご飯を食べ始めてもかなかな話を切り出さず、私がときどき目で問いかけると、何か言いたげに視線を返してきた。ご飯も終わりお父さんがまる(下畑家の犬)の散歩のため席を外した。これで30分は話せない。

しばらくしてお父さんが散歩から帰ってきてソファに座った。今度はお母さんが後片づけのため席を外している。なんとかしてきっかけを作ろうと、おやつタイムと名うって私が梨をむいてお母さんを居間に呼んだ。これでみんな揃ったので「絶好のチャンスだ!」と思ったのに、紀くんはなかなか話を切り出さない。

そうしているうちに今度はお父さんがお風呂に入ってしまった。これでまた20分は話せない。お父さんがお風呂からあがってきたらが最後のチャンスだ!お父さんも気を使っているみたいで「もう寝るぞ」と聞こえるように大きな声で一言言った。私もなんとなく落ちつかず、そわそわして家の中をうろうろしていた。この後紀くんがどう切り出したのかはよくわからないが、気がついたときには4人とも正座して居間に座っていた。

ここからの話はあまりよく覚えてないが、紀くんが延々と話を始めた。最初のうちはなんかおかしくて笑っていたが、お父さんの「えり子を大事にしてくれるんやったら…。」という一言がすごっく私の心に響いて、私も言葉を失った。まさかお父さんがこんなことを言うとは心にも思っていなかったので、驚きと感動で涙が出て止まらなかった。

一応ひととおりの話をした後、お父さんは早くも寝てしまった。その後、お母さんの計らいでコーヒーを飲んで一息ついた。今日はむちゃくちゃ疲れたが、紀くんの方がもっと疲れたのではないかと思う。と言うわけで長い長い1日がこうして終わっていった。

1996年10月6日 オイオイ、話が違うぞ!

今日、久しぶりに某ブライダルカウンターに行った。なぜ今日行くことになったかというと、披露宴の企画を依頼するかどうかと、最終的な披露宴の見積もりについての打ち合わせだ。

最初はあたりさわりのない会話をしていたが、割引のサービスについての話をしていくとどうも話がかみ合わない。どうやら披露宴の企画についてがネックのようだ。披露宴の企画を依頼すれば最大の割引でやるが、依頼しない場合割引率が下がるという話だった。(そこまではっきりとは言わなかったが、そうゆうニュアンスだった。)

「えっ話が違う!」と思って追求していくと、最初に出してもらった見積もりは原価(割引をする前)の金額で出してもらっていると思っていたのに、その見積もりはすでに最大に割引をした金額だったらしい。しかしその時は披露宴の企画については一言も出てなかったのに…。なぜか話の順序がバラバラだ。

とにかく言いたいのは、最初の時点で企画を依頼したわけではないのに、なぜ最大の割引率で見積もりを出したのかということだ。誰でも最初に高い金額で提示されているとちょっと引くけど、それから多少なりとも安くなればうれしいものだ。しかし今回の場合は全くの逆だ。このことに気づかなかったら逆に高くなっていたかもしれない。今回の件で某ブライダルカウンターに不信感を抱いたのは確かだ。

自分たちが不信に思っていたところをすべて質問して、企画の依頼を断った場合どうなるのかという話をした。最終的には企画の依頼は断ってその他のサービスは“最大に近い割引で”ということで話がついた。すでに内金として支払いを済ませていただけに、これ以上金額が高くなっては今後の資金のやりくりにも影響が出てしまう…。というわけで、今回の一件で得た教訓は「お金・サービスについては腹を割って話せ。」ということだ。

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