手作りせっけん

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このページでは昔綴っていた「a・c・n・e撲滅運動」を再編集してアップしています。(価格やリンク先は当時のものです。)


きっかけは、2004年10月初旬美容室に行った時に「これいいよ」と薦められた一冊の本、前田京子著「お風呂の愉しみ」(飛鳥新社)。基本の石けんの作り方からシャンプー&リンス、入浴剤、化粧水・クリーム、ボディケア用品の作り方(レシピ)、そして手作りのこだわり云々がぎっしりとつまった一冊。これを読んでまさに目から鱗で作ってみようと決心。そんなわけで、石けんづくりに適しているという今の季節、石けんづくりにチャレンジ!
※ここではおおまかにしか記載していませんので、詳細は「お風呂の愉しみ」(飛鳥新社)をご覧ください。


■道具、材料の準備

■道具
・ボウル(1L以上のもの)
・計量カップ(またはビーカー)
・泡立て器
・ふたに穴をあけたガラスびん(500cc以上入るもの)
・ステンレスの焼き串
・料理用温度計(2本)
・ゴムべら
・はかり(1グラム単位で測れるもの)
・ゴム手袋
・牛乳パック(1Lの空き容器2個)豆腐やプリンの空き容器でもOK
・発泡スチロールの箱(牛乳パックが入る大きさ)
・料理用たこ糸
・ステンレスのスプーン
・ゴーグル
・マスク

■材料(今回は基本のオリーブ石けん)
・オリーブ油(ピュアオリーブ油)
・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) ※1
・精製水

※1 苛性ソーダは劇物になるので取扱いをしている薬局が限られます。事前に薬局に問い合わせて在庫の確認をしてた方がいいかも。ちなみに私は大賀薬局の本部に問い合わせをして、福岡ビル店で購入しました。また購入の際には印鑑が必要です。


1.苛性ソーダ水溶液の準備をする

苛性ソーダを量り、ガラスのびんに入れ、精製水で溶かして混ぜる。溶かすとき白い蒸気が出て独特の刺激臭がするので、事前に換気をよくしておくことと、ゴーグル・マスクを着用すること。溶けたら温度計を入れ38~40度になるまで冷ます。
苛性ソーダを量るとき、ゆっくりしていると空気中の水分を吸ってくっつきやすくなるので、手早く行うこと。


2.油の準備をする

ボウルにオリーブ油を入れ、温度計を入れ38~40度になるまで湯煎で温める。


3.苛性ソーダ水溶液とオリーブ油を混ぜる

苛性ソーダ水溶液とオリーブ油がそれぞれ38~40度になったら、びんにふたをして、オリーブ油を泡立て器で混ぜながら。苛性ソーダ水溶液を少しずつ注ぎ入れる。注ぎ終わってから最低20分間はなるべく早く混ぜ続ける。その後は12~24時間の間、おりを見て(1、2時間ごとに)かき混ぜる。途中寝るときは泡立て器を入れたままラップをする。


4.型に流し込み1日寝かせる

分離しなくなり、泡立て器を持ち上げたとき、したたるタネで表面に絵が描けるぐらいの固さになったら、型に流し込む。型の中央をたこ糸でしばって形を整え、発泡スチロールの箱に型ごと入れ、温かく保ちながら1日寝かせる。


5.型抜き、成形

型から出せるくらいに中身が固まったら(レシピや気温によって1日~1週間)カッターで型を切り開き取り出す。まだ軟らかいので形がくずれないように注意する。
包丁で切り分けられるほどの固さになったら(型から出した当日から1、2日くらい)好みの大きさに切り分ける。


6.乾燥、熟成

通気のいい乾燥した場所で、レシピによって4~6週間寝かせ熟成させてから使う。3~6ヶ月熟成させるとさらに泡立ちが豊かになり、減り方も溶けくずれもぐんと少なくなるそうです。
【完成予定は2005年1月24日です。】

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